心の中の自分が感じたこと思ったことをそのまま表現した
僕のなかの自分 から
『気遣い』
良く耳にする言葉が在る
家族だから気を遣いたくない・・
確かにそうかもしれない
でも僕は それを逆だと思った
気を遣わないものどうしが集まれば
みんな自分中心になりかねない
家族だから気を遣う 気持ちを遣う
親しければ親しいほど 相手の気持ちを考える
そんな時間は 思いやりを作っていく
何を持って気遣いと言えるのか 決め事は無い
気持ちの伝え方 気持ちの持ち方
自分の事よりも 相手の事を優先していくと
気遣いはそっと一人で生まれてくる
心を携えて
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心の中の自分が感じたこと思ったことをそのまま表現した
僕のなかの自分 から
『過去と未来』
今日の自分と明日の自分
そんなに変わってないはず
明日の自分が何度となく繰り返されていくと
気づかないまま今と違った自分が現れる
もし未来の自分に出会ったとき
僕は僕を真っ直ぐに見ることが出来るだろうか
今日の延長線にある 確かな未来
過去からの延長線にあった 今日
その真ん中に立って考える
僕は過去に聞いてみたい 君から見た僕は間違ってないか
僕は未来にも聞いてみたい 君は何を待っているか
過去も未来も答えるはずはなかった
本当は分かっている・・
過去と未来のすべてより 今日の自分が大切だということを
新しい作品です。
女性の視点で描かれる
心の奥でとまどう 想い
心の奥にたたずむ 想い
心の奥から歩き始めた 想い
彼女たちのたどり着く場所は?
想いは今、どこに? から
『準備してなかった夜』
タイプではない彼からの告白
最初は災難だと・・
衝撃の大きかった別れからまだ半年
沈んだ気持ちが 寂しさに押されてデートを受け入れた
笑い方 話す癖 好きな食べ物 みんな前の彼と違っていた
空いたスケジュールが寂しさをごまかすために埋められる
気温3℃ 横殴りの雨 わざと傘を忘れたと彼に告げる
優しさを受け入れられない私に 意地悪な心がわずかに勝つ
土砂降りの中 会社近くの待ち合わせ場所
小さな傘で彼はポツリと立っていた
片手にビニール傘 稲光がビルを照らす
お気に入りのオレンジの傘をさして彼に近づく
「あっ・・傘・・持ってたんだ・・」
全身はびっしょり 声も少し震えていた
「・・バカなんじゃないの!何でまだ 待ってんの?!」
待ち合わせの時間から1時間経っていた
「・・君が傘忘れたって・・」
「僕には今 それくらいしか出来ないから・・」
「それくらいって・・」
「そう・・それくらいしか・・」
あなたのこと・・全然好きじゃないって・・
心で呟いたはずが 思わず口からこぼれた
なぜか瞳がうるんでくる
知ってるから・・ずっと知ってるから
雨にかき消されそうな彼の声
ほんのわずかな笑み 柔らかなまなざし
2つの傘が静かに近づく
準備してなかった夜
今日で終わらせようと思った 悲しみを紛らわす時間
気づかないうちに 塗り替えられていた想い
二人の吐く息が白く宙を舞う
初めて感じる彼の肩 そっと私の頬を受け止めた
準備してなかった夜は
これからの未来を用意させた
心の中の自分が感じたこと思ったことをそのまま表現した
僕のなかの自分 から
『日々』
人間っていい加減なものだなと思った
昨日まではやる気であふれていたはずなのに
たった一つの出来事で 一瞬にして気持ちが変わる
自分の思うとおりにならない日々
嘘みたいに自分の思うとおりに運ぶ日々
どちらも予測の出来ない毎日
自分の1か月後 半年後 何年か後
もし未来が分かったとしたら
今日の時間を有効に使うだろうか
僕は繰り返される日々を
惜しまず 後悔せず 十分に感じているのか・・
その結果は人生の結末まで分からないと思う
僕に与えられた日々を
僕がどう使うのか どう考えるのか
誰にも押し付けは出来ない
ただ僕にしか過ごせない日々を
自分に恥じないように
しっかりと織りなしていきたい
僕にしかない 僕の家族のために
青伊 眞です。
自分のペースでずっと物書きを行ってきました。
どこかの誰かに寄り添える作品をこれからも
書き続けていこうと思います。